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ぴあポイント presents オリジナルイベント レポ


2016.6.29開催

vol.4 「みんな、うちのコレクションです」ナイトツアー

夏至も過ぎ、暑さも日ごとに増してきた6月下旬。
4月の開催時も好評だった、原美術館ナイトツアーの第2弾を開催しました。

今回は原美術館の安田副館長にご案内いただき、作品の解説や原美術館の成り立ちなどを細かにご説明いただきました。今回の展示は、特にテーマを設けず〔アートのある暮らしを感じてもらおう〕という思いがあるとのこと。
と言うのも、もともと原美術館は1938年に建てられた個人邸宅でした。西洋モダニズム建築を取り入れた上品な空間に、1979年の創立以来収集してきたという、現代美術コレクション約1000点の中から一部が展示されています。
大きく5つの展示室に分かれていますが、もちろん全て居住スペースだったところ。1階のギャラリー2の床面は、当時と変わらないフローリングが残り、常設をしている小部屋の中には、配管や壁のタイルが活かされたものもあります。それは写真現像のための暗室だったのだそうです。他にも元浴室やトイレだった部屋もあります。

かつて各部屋でどのような生活をしていたのか…想像しながら見るのも面白いかもしれません。原家の生活風景を垣間見ながら、アートを楽しむ有意義なひとときとなりました。

ちなみに原美術館は東京・品川とは思えない自然に囲まれた美術館です。季節ごとに顔を変える中庭もオススメの一つ。毎週水曜日は20時までの夜間開館をしているので、夕暮れ時から夜にかけての変化を楽しんでみてはいかがでしょうか?


★好評開催中★ 原美術館「みんな、うちのコレクションです」

会期:2016年5月28日(土) ~ 8月21日(日)
1979年の創立以来収集してきた国内外の多彩な現代アーティストの絵画・彫刻・写真・映像作品など約1,000点の中から、横尾忠則、加藤泉、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリアム ケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示する。中国を代表するアーティスト艾未未(アイ ウェイウェイ)の貴重な初期作品や、ブラジル美術界の巨匠トミエ オオタケ(大竹富江)の絵画も展示。

また、8月13日(土)・8月14日(日)には【トヨダ ヒトシ スライドショー】を開催。
プリントでも写真集でもなく、35mmフィルムによるスライドショーという形式でのみ発表を続ける写真家・トヨダ ヒトシが、原美術館中庭で二夜限りの上映。予約制。



2016.4.20開催

vol.3 「ハラドキュメンツ10 佐藤雅晴-東京尾行」ナイトツアー


ぴあポイントユーザーの方に【いつもとは少し違う体験を】という想いの元、今回のナイトツアーが実現しました。

学芸員の方から原美術館の成り立ちを伺った後、「ハラドキュメンツ10 佐藤雅晴―東京尾行」の解説へ。今回の展示は実写映像をトレース(写し取る・なぞる)しアニメーションで独自の表現を追及している作家・佐藤雅晴の作品が中心となっています。トレースによって、1枚1枚にズレが生じアニメーションになった際、本来動かないはずの静物や建物でさえ、プルプルと揺らいでいるさまは魂が宿っているようにも見えます。ずっと見ていると、トレースされた部分にリアリティが生まれ、逆に実写映像の部分がリアルに見えなくなるという逆転現象がなんとも心地の良い違和感に。 この違和感は美術館の中だけでなく、帰路につくまでの間も部分的にトレースされた映像を見ているのではないかと錯覚してしまうほどです。

かねてから現代美術を所蔵し展示を行っている原美術館。まだまだ敬遠されがちな分野ではありますが、解説とともに観ることで【違和感やクエスチョンを楽しむ】ということが実感できるナイトツアーとなりました。

学芸員の方の説明に参加された皆さんも「おぉ」っと関心の溢れるリアクションが見られ、お楽しみいただけたのではないかと思います。


★好評開催中★ 原美術館「みんな、うちのコレクションです」

会期:2016年5月28日(土) ~ 8月21日(日)
1979年の創立以来収集してきた国内外の多彩な現代アーティストの絵画・彫刻・写真・映像作品など約1,000点の中から、横尾忠則、加藤泉、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリアム ケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示する。中国を代表するアーティスト艾未未(アイ ウェイウェイ)の貴重な初期作品や、ブラジル美術界の巨匠トミエ オオタケ(大竹富江)の絵画も展示。



2015.9.4開催

vol.2 東京国立博物館バックヤードツアー

ぴあポイントユーザーの方とぴあプレミアム会員の方にご参加いただいた、東京国立博物館のバックヤードツアー。
文化財の保存と修復に関する説明の後、刀剣や染織の修理の様子や、日本に一台しかない文化財の内部の状態を調べるための文化財用大型エックス線CTスキャナーなどをご覧頂きました。

最初は物珍しさでワクワクしていましたが、お話を聞いているうちに、博物館という場所が日本の文化を伝承する場所であること、そして貴重な文化財を守っている方々のご苦労などが知ることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。


“東京国立博物館”をおさらい!

東京国立博物館(通称 トーハク)は、明治5年(1872)、湯島聖堂の大成殿で開催された博覧会から始まる、日本で最も長い歴史のある博物館。日本と東洋の美術と考古のさまざまな文化財を集め、収蔵しており、その数は11万件を超えます。
展示館は全部で6つ。本館(日本ギャラリー)では日本美術を、東洋館(アジアギャラリー)では東洋美術を、法隆寺宝物館では明治時代にならの法隆寺から皇室に献納された法隆寺献納宝物をそれぞれ展示。平成館は1階に日本の考古遺物の展示室、2階には特別展専用の展示室が。ほかに、洋画家黒田清輝の作品を展示している黒田記念館も。表慶館は当面、特別展、催し物開催時のみ開館します。
これら6つの展示館では、常に貴重な文化財を公開し、それに関連した講座・講演会、ワークショップなどを行っています。敷地内には資料館、レストラン、ミュージアムショップもあり、緑豊かな庭園では季節ごとの彩りをお楽しみいただけます。


2015.8.20開催

vol.1 工場夜景とみなとみらいクルーズ

ぴあポイントサービスがスタートしてから2周年を迎えた2015年8月20日。20組40名様のぴあポイントユーザーの皆様を迎え『工場夜景とみなとみらいクルーズ』を貸切でご案内しました。

簡単なご挨拶のあと、ガイド船員の明瞭な解説にフムフムと聞き入りながら、皆さんの注目はもちろん、一面に広がる夜景。携帯電話や一眼レフのカメラを持参いただいた方が夜景の写真撮影に夢中になる中、みなとみらいの夜景も徐々に風貌を変え圧巻の工業地帯に。

プラントやタンクがひしめき、煙突からはモウモウと上がる煙。近くを通れば熱を感じるほど燃え盛る炎が。工場の鉄骨に当たるライトたちにドキドキワクワクし、まさに近年流行している「工場萌え」の仲間入りを果たしました。

約80分のクルーズを終え、再度、横浜の景色が広がる頃には、この船旅が終わってしまうのかと寂しくなってしまうほどの大興奮。
当日は天候にも恵まれ、夏の夜風が気持ち良い一夜となりました。


撮影:イシイノブミ

工場夜景クルーズのほかにも、多数の横浜クルージングをご紹介

♪ マリーンルージュ ◇チケットぴあで購入◇
フレンチコースを楽しみながら横浜の景色や夜景を存分に楽しめるレストランシップ。
7/19~8/31には限定企画【横浜ゆかたDEマリーンルージュ】を開催!
お好きなゆかたを選び、着付けをして横浜散歩をした後にマリーンルージュでフレンチ!

♪ マリーンシャトル
お手軽に乗れる40分60分コースや「サマーナイトクルーズ」「ディスコクルーズ」「ライブショークルーズ」などのイベントが目白押しのクルーズ。

♪ シーバス
「横浜駅東口~みなとみらい~赤レンガ倉庫~山下公園」間の横浜名所を堪能できるコースです。
毎週土曜日運行のイベントクルーズ「イルミネーションクルーズ」では横浜名所の夜景が降ってくるクルーズです。



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