キャラメルボックス ギャラリーツアー
この日は、パンフレットの撮影。
たくさんの機材が並んでいます。
この日は、パンフレットの撮影。
たくさんの機材が並んでいます。
丸一日かけて、すべての俳優を撮影します。
初公開!これがパンフレットの構成案!
どんなパンフレットになるのでしょうか。
撮影スタジオは作風に合わせて探しているとのこと。
部屋の片隅では、俳優がメイクアップ中!
メイクが終わるといよいよ撮影!
雰囲気が自然体でとても素敵ですね。
コンセプトに合う写真が撮れているか、
俳優も一緒にチェックします。
特別公開!他の俳優たちの写真はこんな感じです。
場所は変わって、次は稽古場へ!
キャラメルボックスの稽古場「ニンバス」へ潜入。
中では、稽古の真っ最中。
演出の成井さんが演技の指導をされています。
稽古場では、演技の稽古が行われるほか
時には、アクションシーンの稽古なども行われます。
今回の公演では、激しいアクションがあるようですね。
一方では、歌のレッスンも。
アクションも歌もなんだってあるんです。
壁には、本番までのスケジュール表が。
他にも、舞台セットのデザイン案や
キャラクターたちの衣装デザインも貼られていました。
そして、ついに、本番間近!
今回の舞台、サンシャイン劇場に到着です。
今は、舞台設営の真っ只中!
俳優も総出で手伝います。
まずは、会場の照明設置。
舞台演出に合わせて、照明を配置します。
舞台袖には、搬入されたばかりの大道具がたくさん!
ここは、舞台の下にある「奈落」。
実際に使う小道具が置かれています。
その頃、ロビーでは、物販準備が進んでいます。
様々なグッズの中でも、特におススメはポストカード!
絵柄がとても魅力的です。
マスコットの「みき丸」が見守るなか、まもなく本番!
キャラメルボックス 入門講座
あなたのエンタメ初体験を完全サポート!
今回は、「キャラメルボックス」。
観劇が初めての方でも安心して楽しめる魅力を徹底紹介。
スタッフ・インタビュー
■はじめてキャラメルボックスをご覧になる方へ、その魅力を教えてください。
ジャンルとしては「演劇」というよりも「エンターテインメント」。駅前のゲームセンターしか知らなかった人がテーマパークに初めて行ったときみたいな「びっくり」と「不思議」をいっぱいご用意してお待ちしております。作風はタイムトラベルから時代劇までありますが、笑って笑って手に汗握ってグッときて、終演後は誰かとお話したくてたまらなくなるようなワクワクドキドキをたっぷりお届けする「エンターテインメント・ファンタジー」。劇場からの帰り道、きっとあなたの心臓はバクバクして、明日が来るのが楽しみになっているはずですっ!!
■10年後(未来)のキャラメルボックスをどんな劇団にしたいですか?
お客さんの年齢層によって楽しみ方が違う、そんな多様性を持った集団にしていきたいと思っています。東京では毎月何かをやっていて、いろんなチームがいろんな街でいろんな舞台をやっている、みたいな、年がら年中お祭り騒ぎな劇団であり続けたいと思っています。
■キャラメルボックスの魅力は何だと思いますか?
キャラメルボックスの芝居を三つの単語で説明するなら、「スピーディー」「コミカル」「ハートフル」。まずは「スピーディー」。暗転なしで次から次へと話が転がっていくから、2時間がアッという間。次は「コミカル」。芝居自体はけっしてコメディではないけれど、どの場面にも笑いがあるので、飽きる暇がない。最後は「ハートフル」。芝居のテーマは常に「人が人を想う気持ち」で、ラストには必ず感動が待っている。キャラメルボックスの芝居は、普段、芝居を見ない人でも必ず楽しめる、一級のエンターテインメントです。
■観劇をより楽しむワンポイント・アドバイスをお願いします。
一つの公演が初日から千秋楽まで10ステージあれば、10の芝居が生まれます。脚本や演出が同じでも、それぞれのステージによって、出来上がる芝居は少しずつ違う。その最大の原因は、ステージによって、お客さんの反応が違うこと。役者たちの演技は、お客さんの反応によって確実に変わるのです。とすれば、お客さんはただ受け身の姿勢で見るのでなく、積極的にリアクションした方がいい。芝居に限らず、ライブ・パフォーマンスの最大の魅力は、出演者と観客のコミニュケーションなのです。
■ご自分がキャラメルボックスの舞台に立たれていて、キャラメルボックスの魅力は何だと感じていますか?
キャラメルボックスが目指しているのは、分かりやすさ、親しみやすさ、おもしろさかもしれません。心掛けているのは、声や気持ちを一番遠くのお客さんまでちゃんと届けるということ。もしも歌手ならば、聴こえないのものは心にも響くはずがありませんよね。俳優も同じ。最低限のことですが、忘れないようにしています。親しみやすさは、やはり一番のごちそうは毎日我が家で食べるご飯だと思うからです。特別でなくていい、帰ってきた時にいつでもほっとする味でありたいと思います。そして最後におもしろさ。遠くの劇場まで足を運んでもらったのだから、笑顔になってお帰り頂きたい。お家で思い出し笑いしてもらえるような瞬間を作りたい。そう願い、努力しています。
■ズバリ、キャラメルボックスの俳優の皆さんってどんな方たちですか?
いろいろな人間がいるので一括りにはできませんが、概して真面目な性格の人間が集まっているのではないかと思います。開演の15分前には、ほとんどの役者がスタンバイをするために舞台袖に向かってしまい、楽屋に人がいなくなります。こんな現場は、とても珍しいと思います。ちなみに、僕は15分間体操をしながら発声をして過ごしています。10分前からはプロポリスキャンディを舐めだします。それから、スタッフの仕事もしているので、みんな働き者です。あと、飲み屋に行ってもよく食べます。エンゲル係数は高いはずです。
キャラメルボックスの魅力徹底解剖
キャラメルボックスとは??
演劇集団キャラメルボックスについて簡単にご紹介します。1985年に早稲田大学の演劇サークル「てあとろ50’」出身の成井豊さんと加藤昌史さんらを中心に劇団は結成されました。今までに上演してきた演目数は、実に100本以上!ジャンルも、ラブストーリー、SF、時代劇など、多岐にわたります。終演後のお客さんからのアンケートでは、「何度も涙を流しました。」「思い切り笑いました。」「何度でも来たい!」など、一度観たら、誰もがファンになってしまう模様。きっとあなたも観た後に、なんだか楽しくなって、誰かと感想を話したくなる、そして心があったかくなる、文字通り誰もが楽しめる演劇エンターテインメント。それが演劇集団キャラメルボックスなんです。
どんな演劇なの??
キャラメルボックスは、どこか親近感のある、一度観たら癖になる、そんなスタイルの劇団です。作品の題材には、オリジナル作品もあれば、有名な原作(小説や映画作品)を起用していることもあります。観劇初心者の方でも、誰もが一度は観たり、読んだり、聞いたことのある作品を、脚本・演出の成井さんがキャラメルボックス流にアレンジしているところが他の演劇とは違って、とても魅力的です。また、作品中、自然と耳に入ってくる音楽は、製作総指揮の加藤さんのこだわり。ストーリーの展開も、テンポよく進むので、まるで物語のなかに入りこんでしまったかのように錯覚してしまいます。作品によって、まったく違うステージを観ることができるので、ぜひいろんな作品でキャラメルボックスを体験してみてください。
ステージ作りの裏側に潜入!
キャラメルボックスのステージでは、劇場スタッフに交ざって、俳優もステージ設営に参加します。各俳優は、「照明部」「音響部」のようにそれぞれの役割を持っていて、大道具を運んだり、時には照明の設置をサポートしたり、音響の調整だって担当します!それぞれ演出の観点からも、舞台に関わっていることがキャラメルボックスの“笑い”や“感動”を生んでいる秘密なのかもしれません。そんな裏側を知ってから観る キャラメルボックスのステージを知るのも、楽しいのではないでしょうか?
-関連リンク-
密着取材!キャラメルボックスの裏側、見せます。
ぴあポイントスタッフがキャラメルボックスの舞台を観劇!観劇した後も、笑いと涙が止まらず、「観にきてよかった。」と心から思えたことを覚えています。今回は「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」(2015年5月公演)を観劇。前回以上に声を出して笑って、鼻をすすって泣いてしまいました。一人で観劇に来ても、友達と恋人と来ていても、周りを気にすることなく、自分の気持ちに素直になって観劇できることがキャラメルボックスの魅力だと、あらためて感じました。
そんなキャラメルボックスの皆さんがどのように本番までを迎えるのか。その舞台裏に密着しました。真剣な姿は舞台上だけではありません。パンフレット撮影や稽古場、初日前の舞台設営などの様々なシーンで演技に限らない表現方法を、俳優自身が学んでいる姿を多く見ることができました。初めての方、既にファンの方でも、きっともっとキャラメルボックスが好きになる!普段なかなか知ることができない、キャラメルボックスの舞台裏を特別にご紹介します!