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ぴあポイント体験記
キャラメルボックス 体験レポート
笑って、泣いて、きっとまた観たくなる。 あなたの感情が動き出す演劇ー

密着取材!キャラメルボックスの裏側、見せます。

 ぴあポイントスタッフがキャラメルボックスの舞台を観劇!観劇した後も、笑いと涙が止まらず、「観にきてよかった。」と心から思えたことを覚えています。今回は「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」(2015年5月公演)を観劇。前回以上に声を出して笑って、鼻をすすって泣いてしまいました。一人で観劇に来ても、友達と恋人と来ていても、周りを気にすることなく、自分の気持ちに素直になって観劇できることがキャラメルボックスの魅力だと、あらためて感じました。
 そんなキャラメルボックスの皆さんがどのように本番までを迎えるのか。その舞台裏に密着しました。真剣な姿は舞台上だけではありません。パンフレット撮影や稽古場、初日前の舞台設営などの様々なシーンで演技に限らない表現方法を、俳優自身が学んでいる姿を多く見ることができました。初めての方、既にファンの方でも、きっともっとキャラメルボックスが好きになる!普段なかなか知ることができない、キャラメルボックスの舞台裏を特別にご紹介します!

キャラメルボックス 入門講座

あなたのエンタメ初体験を完全サポート!
今回は、「キャラメルボックス」。
観劇が初めての方でも安心して楽しめる魅力を徹底紹介。

スタッフ・インタビュー 

■はじめてキャラメルボックスをご覧になる方へ、その魅力を教えてください。
 ジャンルとしては「演劇」というよりも「エンターテインメント」。駅前のゲームセンターしか知らなかった人がテーマパークに初めて行ったときみたいな「びっくり」と「不思議」をいっぱいご用意してお待ちしております。作風はタイムトラベルから時代劇までありますが、笑って笑って手に汗握ってグッときて、終演後は誰かとお話したくてたまらなくなるようなワクワクドキドキをたっぷりお届けする「エンターテインメント・ファンタジー」。劇場からの帰り道、きっとあなたの心臓はバクバクして、明日が来るのが楽しみになっているはずですっ!!

■10年後(未来)のキャラメルボックスをどんな劇団にしたいですか?
 お客さんの年齢層によって楽しみ方が違う、そんな多様性を持った集団にしていきたいと思っています。東京では毎月何かをやっていて、いろんなチームがいろんな街でいろんな舞台をやっている、みたいな、年がら年中お祭り騒ぎな劇団であり続けたいと思っています。

■キャラメルボックスの魅力は何だと思いますか?
 キャラメルボックスの芝居を三つの単語で説明するなら、「スピーディー」「コミカル」「ハートフル」。まずは「スピーディー」。暗転なしで次から次へと話が転がっていくから、2時間がアッという間。次は「コミカル」。芝居自体はけっしてコメディではないけれど、どの場面にも笑いがあるので、飽きる暇がない。最後は「ハートフル」。芝居のテーマは常に「人が人を想う気持ち」で、ラストには必ず感動が待っている。キャラメルボックスの芝居は、普段、芝居を見ない人でも必ず楽しめる、一級のエンターテインメントです。

■観劇をより楽しむワンポイント・アドバイスをお願いします。
 一つの公演が初日から千秋楽まで10ステージあれば、10の芝居が生まれます。脚本や演出が同じでも、それぞれのステージによって、出来上がる芝居は少しずつ違う。その最大の原因は、ステージによって、お客さんの反応が違うこと。役者たちの演技は、お客さんの反応によって確実に変わるのです。とすれば、お客さんはただ受け身の姿勢で見るのでなく、積極的にリアクションした方がいい。芝居に限らず、ライブ・パフォーマンスの最大の魅力は、出演者と観客のコミニュケーションなのです。

■ご自分がキャラメルボックスの舞台に立たれていて、キャラメルボックスの魅力は何だと感じていますか?
 キャラメルボックスが目指しているのは、分かりやすさ、親しみやすさ、おもしろさかもしれません。心掛けているのは、声や気持ちを一番遠くのお客さんまでちゃんと届けるということ。もしも歌手ならば、聴こえないのものは心にも響くはずがありませんよね。俳優も同じ。最低限のことですが、忘れないようにしています。親しみやすさは、やはり一番のごちそうは毎日我が家で食べるご飯だと思うからです。特別でなくていい、帰ってきた時にいつでもほっとする味でありたいと思います。そして最後におもしろさ。遠くの劇場まで足を運んでもらったのだから、笑顔になってお帰り頂きたい。お家で思い出し笑いしてもらえるような瞬間を作りたい。そう願い、努力しています。

■ズバリ、キャラメルボックスの俳優の皆さんってどんな方たちですか?
 いろいろな人間がいるので一括りにはできませんが、概して真面目な性格の人間が集まっているのではないかと思います。開演の15分前には、ほとんどの役者がスタンバイをするために舞台袖に向かってしまい、楽屋に人がいなくなります。こんな現場は、とても珍しいと思います。ちなみに、僕は15分間体操をしながら発声をして過ごしています。10分前からはプロポリスキャンディを舐めだします。それから、スタッフの仕事もしているので、みんな働き者です。あと、飲み屋に行ってもよく食べます。エンゲル係数は高いはずです。

キャラメルボックスの魅力徹底解剖 

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